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北杜市の観光名所はたくさんありますので、じっくり楽しんでください。その中でも、歴史に関わる箇所を探り散策してみたいと思っています。右手の地図はクリックすると大きくなります。

一緒に旅に出ましょう!

白樺湖は標高1416メートルの高原にある人造湖です。昭和の初期までは池ノ平と呼ばれる草原湿地帯でした。池ノ平を経由し流れる音無川は水田を潤す貴重な農耕用水でした。山から流れ落ちる水は透明でした。問題は、水温が平均8度ということもあり水田で穂をつけるには25度以上の温度が稲には必要でした。毎年、水田面積の三分の一が収穫不能になっていました。音無川をせき止め池ノ平を温水用の溜池にするという計画が始まったのが昭和15年、国庫補助による県営工事が始まりました。着工後まもなく日本は第二次世界大戦に参戦し作業員の確保が難しくなりました。県から工事中止が通達されるのですが、地元の人々は諦めず区有財産である山林の木々を売りつくし県に代わって工事を続行しました。

今年も見事にひまわりが咲き誇っています。ハイブリッドサンフラワーがちょうど見頃を迎えています。先日のブログでもお伝えしましたように情報キャッチして出かけました。ひまわりは南アルプスの山々を背景に太陽の方向を向いていました。昨年の夏、同じところから眺めたときには緑色の畑でした。今日、訪問し一面のひまわりを見ることが出来、嬉しく思っています。会場は3年ぶりのサンフラワーフェスが開催され多くの観光客で賑わっていました。

冬の山々に出かける機会はあったが、高山植物にあまり出会うことがありませんでした。いま、この夏をむかえて、あらゆるところが色づき始めていることに気づかされています。

今年の夏も、7月後半からここ小淵沢で過ごしています。ここ数日の平均気温が23度くらいでしょうか。東京の気温に比べると湿度もなく過ごしやすいです。ここ数日、天候が安定せず、夕方になると雷雲ともに大粒の雨が降ってきます。道も冠水するほど降り続き一瞬で雲間から青空が見えてくる、そんな天気が続いています。

四季折々、いろいろな光景をみせてくれる神秘的な溜池です。高原で農業を営む人々にとって水は重要な役割を果たし、酸度の高い水を希薄するために昭和8年にこの溜池が作られそうです。

「海岸寺」は、八ヶ岳の南、海抜1,000mの津金山の南斜面にある、妙心寺派臨済宗のお寺です。行基菩薩が千二百六十年前にここに庵をかまえたのが海岸寺の始まりとされています。行基は観音堂に千手千願観音を彫り海岸寺に祀ったとされています。天平9年(737年)には聖武天皇から「光明殿」の勅額を賜ったと伝えられています。境内には、西国三十三ヶ所、坂東三十三ヶ所、秩父三十四ヶ所の各札所の観音像などを移した石仏が祀られています。また長野県高遠の石仏師・守屋貞治(1765~1832年)が桃渓和尚の依頼を受けて8年費やして彫った百体観音が安置され、永い年月の中で苔の衣をまとった仏たちが、訪れる人々の心を和ませてくれます。

梅雨の束の間の晴れ間に、今日は海岸寺さんに出かけて来ました。人里離れた山の中にある荘厳な臨済宗のお寺でした。さて、その話は、次回に持ち越しと致します。

8月1日のブログで、小淵沢で出会える石仏について書きました。少し振り返ってみます。小淵沢スパティオの道に八番から十七番まで番号の振られた石仏が置かれています。そして、この8月に、いつも通る道を車で通り抜けたところに四番の番号が振られた石仏に会いました。やはり、町は歩くに限ります。石仏の脇には「身体守護」と文字が彫られていました。体をお守りしてくれる、ありがたい石仏でした。そして今日、5月15日に、またまた偶然ですが、第七番の番号の石仏さまにお会いいたしました。小淵沢から北に向かった、国道11号線八ヶ岳高原ラインで出会いました。こうしてみると、この近郊を守るかのように点在しているのでしょうか。まだお会いできていない石仏さまに出会えることを楽しみにしています。しかし、誰がどのようにして作ら...

久しぶりに、吐竜の滝にでかけてみました。まあ、飯盛山に行く途中で寄り道をしただけでですが。3月は、雪道に足を拒まれて歩くのもやっとでした。今の時期は、観光客も多く、駐車場にはたくさんの車が止まっていました。昨夜、雨が降り、滝を落ちる水の量も期待がもてそうで、軽快な足取りで向かうことができました。途中、小海線の高架下を歩き、到着すると、水の流れる爽快な音と景色が目の前に広がっていました。冬の光景もよかったけれでも春先の今頃の景色も緑色が新鮮で言葉を失うほどきれいでした。

夏の星野写真のブログを覚えている方はいますか。簡単に言えば、撮影するのに一手間がかかりました。まずは、八ヶ岳南麓近郊で光害のない場所と360度見渡せる場所を探す。これが意外に手間取りました。つぎに、月明かりが邪魔をしない条件の日を選ぶ、一月の半分は、月が邪魔をします。また、薄曇りであったり、曇天では撮影できません。さらに、機材です。カメラはレンズの明るいF2.8を準備します。しかも、広角であること。また、夜露でレンズが曇らないように、熱線の入ったフードを準備、さらに、星の日周運動を追いかけるように、PENTAXならではの、アストロトレーサーを入手する必要があります。あとは、三脚と防寒、防風準備をして撮影場所まで行きます。ここまでやって、撮影できた写真をみて、ガッカリをします。そんな思い...