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北杜市の観光名所はたくさんありますので、じっくり楽しんでください。その中でも、歴史に関わる箇所を探り散策してみたいと思っています。右手の地図はクリックすると大きくなります。

一緒に旅に出ましょう!

観音平

08/10/2021

7月に小淵沢町を訪れたとき、最初に行くことを決めた場所です。それは星座観察に最も適していると思ったからです。周囲には明るい街灯もなく360度周囲を見渡せると思ったからです。しかし、その後、この地を訪れることはありませんでした。ここ観音平は、武田信玄も出陣の途上ここに立ち寄り、戦勝を祈願した信仰の霊地と言われています。八ケ岳の登山口としても知られていて、編笠山から権現岳そして赤岳まで登山路は続いています。展望台からは、遠くに南アルプスの山々や富士山も望める標高約1560mにある見晴らしスポットでもあります。私は、この周辺を歩き回り、下山しました。途中で、アゲハチョウに会いました。国蝶のオオムラサキではありませんでした。

むかわの湯に行くついでに、「スーパーカブ」聖地に足を踏み入れてしまいました。アニメファンの方なら、下の写真を見て「聖地巡礼」に思いを馳せることでしょう。すでに、漫画では完結編を迎えており、一時のブームは去ったような感じでした。この作品の美しさは、風景描写のみならず、きめ細かな台詞回しが作品の全体を盛り上げています。スーパーカブを通して、人間の弱さとか、人と人の繋がりの大切さを描いているようの思えます。また、バイクの手入れや、バイクと乗り手の愛情も大事にしています。私も、その昔、バイクに乗っていましたので主人公のバイクへの愛情がよくわかります。

小淵沢町には、石仏(観音像)がたくさん見られる。先に紹介した武田信玄の棒道には、36体の石仏が設置されています。他にも、町内を歩いているだけでもありとあらゆるところに石仏が設置されています。下の写真は、8番から17番の番号が振られている石仏が、スパティオ小淵沢の前の道に置かれています。詳細は不明でどこにも何も書かれていません。しかし、一つ一つ見ていただいても観音様の優しさが伝わってきます。この他にも、駅より南側の道路沿いにも多くの石仏が見られます。小淵沢インターを降りたとこにも、駅から目の前にも観音様が見守ってくれています。

金生遺跡

04/10/2021

金生遺跡は、八ヶ岳の南麓のほぼ中央部にある、標高770m付近の尾根上に位置しています。およそ2haの範囲に広がる、縄文時代(後・晩期中心)のムラの跡と中世(戦国時代)の城館跡の一部です。国指定の史跡として高い価値をもつこの遺跡は、縄文時代の後期から晩期にかけて祭祀を行った場所とされています。いくつもの石棺墓を中心にして構成される石造りの祭祀場が特徴で、昭和58年2月7日に国史跡に指定されました。金生遺跡の晩期の住居跡は竪穴がない構造で、土壁構造の住居が復元されています。この遺跡からかいま見られる縄文人の生活は、清らかな水と、木々の豊かな実り、多くの動物と人との共栄など自然の宝庫であったことに間違いないと思われます。また八ヶ岳山麓には存在しない花崗岩などの出土から、遠方との交流もあったと...

私の夏休みも終わろうとしています。7月の18日から小淵沢に移住してきて1ヶ月が過ぎようとしています。良くも悪くも、八ケ岳高原の空気を充分に吸って楽しみました。今日は、娘と金精軒に行き「水信玄餅」を食しました。美味しかったです。こんなにプルプルしているとは思いもしませんでした。帰り道に「身曾岐神社」に立ち寄りました。そこで「交通安全祈願」を頂き、MINIの後方に貼りました。MINIは、なんだか嫌がっていましたが、これも安全のためですから、我慢してください、この夏休みの目的は、いくつかありましたが、その一つで最も重要なことは「星空観察」と星空写真撮影です。今回のために、いくつかの道具を揃えました。そのうちの一つに「アストロトレーサー」があります。これは、簡単に言えば、日周運動を一時的に追い...

信玄棒道

01/10/2021

棒道は武田晴信(信玄)が信州攻略の為に造った軍用道路と伝えられ、八ケ岳南麓から西麓にかけて甲斐国と信濃国を通っています。棒のようにまっすぐのびていることからこう呼ばれています。現在の、北杜市や長野県富士見町には、現在でも、上の棒道、中の棒道、下の棒道が残されています。それぞれ、市・町指定の史跡になっています。沿道には「西国三十三所」「坂東三十三所」の霊場を模して江戸時代に安置された36体ほどの石仏(観音様)が設置され、今も豊かな表情を湛えてたたずんでいます。現在は自然散策路になっており、「美しい日本の歩きたくなるみち500選」にも選定されています。今回、私が訪れたのは、甲斐小泉からの入り口(写真下右側)から北杜市側の小淵沢まで(下写真)までの道筋です。たしかに真っ直ぐではあるのですが、...

萌木の村

30/09/2021

萌木の村ナチュラルガーデンは、村全体に広がる無農薬のお庭です。ランドスケープデザイナーのPaul...

延命の湯

30/09/2021

1,500メートルの地底から湧き出る温泉が、小淵沢にはあります。ここ、スパティオ小淵沢は宿泊施設を備えた施設です。日本列島の基盤の裂目に長い歳月をかけて蓄積された...

ひまわり畑を見るたびに思い出すのが、映画「ひまわり」です。日本での公開は1970年で、主演は、Marcello Mastroianni,とSophia Lorenでした。当時、私は、20代の映画好きな青年でした。映画は、悲惨な戦争が恋人同士を割いていくことを描きながら、ソフィア。ローレン役のジョバンナがモスクワまで恋人のアントニオを探しに行き、降り立った地は、かつてイタリア軍が戦闘していたという南部ウクライナの街で、ジョバンナの前に、地平線の彼方まで続くひまわり畑が広がっている。多くの兵士たちがこのひまわりの下に眠っているといわれている。この映画の一シーンが今でも脳裏に焼き付いている。音楽担当のHenry ManciniとVittorio De...

雨降り連続三日目。毎日、丁寧に「大雨特別警報」をお知らせをいただき感謝しております。いつもの8月に比べても雨が多い様子です。今日も、傘を持ってお出かけしました。今日、向かったのは「北野天神社」です。家からは5分という近所です。なんとなく名前は聞いていたのですが、足を運んだことがありませんでした。こちらの情報も、山梨県神社庁のホームページに説明がありました。説明をまとめると、915年、字天神森に日本武尊(ヤマトタケルノミコト)を祀り「郷社壱之宮」が設立されたことに、由来しているようです。それ以前より、菅原道真没後世の中が荒れたことで日本各地で道真公を祀る天神社ができてきており、郷社壱之宮もその流れで天神社としてあったものとされます。その後、西暦987年(永延元年)、京都北野天満宮から正式...